【毒親育ちが教える】ガスライティングをする人のやり方&対策4選 心理的虐待の方法

ガスライティングのやり方と対処法 人間関係

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あなたは、「ガスライティング」という言葉を聞いたことがありますか?

ガスライティング」とは、精神的虐待の一種です。

私は、大人になっても親にふりまわされ、悩んでいたところ、「ガスライティング」を知り、自分は親に精神的虐待をされていたことに、はじめて気がつきました。

あなたも気づいていないだけで、誰かに「ガスライティング」をされているかもしれません。

ガスライティングという精神的虐待の方法と対処法を知れば、自分自身を守ることがきっとできるはずです。

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

当サイトでは、毒親の対処法についても発信しております。親の対応について悩んでいらっしゃるかたは、こちらの記事↓も、ぜひ参考にしてください。

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ガスライティングの意味と由来

ガスライティングの意味と由来

ガスライティングとは精神的虐待の一種

ガスライティングとは、他人をあやつったり、混乱させたりするために、意図的にうその情報をあたえ、正常な判断を奪う心理的虐待の手法である。

ガスライティングをする人は、他人を自分の都合のいいように操作するために、うその情報を使って相手をだまします。

事実をねじまげ、相手の判断力や現実感覚をくるわせます。

ガスライティングの被害者は、なにも間違っていないのに、

  • 「自分が間違っている」
  • 「自分がおかしいのだ」

と、思いこむようになっていきます。

だんだんと罪悪感をうえつけられ、被害者は自尊心を失っていきます。

ガスライティングをする人の目的は、

  • 相手をコントロールして
  • 自分に依存させ
  • 服従させる

ことなのです。

ガスライティングの言葉の由来

ガスライティングの言葉の由来は、1944年に公開されたイギリスの映画「Gaslight(邦題「ガス燈」)」である。

この映画は、夫が妻を精神的にあやつり、彼女の認識をゆがめることで自分の目的を達成しようとするストーリーです。

映画では、夫が家のガス燈をつかって明かりを操作する場面があり、その行為が妻の認識を混乱させるために利用されます。

この映画から「ガスライティング」という用語が広まり、

  • 相手を精神的にあやつる
  • うその情報をつかって相手をだます

といった行為を指す言葉として、つかわれるようになりました。

こちらの記事↓では、ガスライティングを得意とする、性格の歪んだ「自己愛さん」について解説しています。

ガスライティングのやり方4選

ガスライティングのやり方4選

意見を聞き入れない

ガスライティングをする人は、相手が自分の考えを伝えても、受け入れることができません。

自分が正しくて相手が間違っているという考え方なので、自分と違う意見の人はすべて間違っていると考えます。

つねに否定的で、

「あなたは間違っている」

と言います。

ガスライティングをする人は、話がうまく自信があるように見えるので、被害者は信じてしまい、だんだんと自信を失っていきます。

否定と逆ギレ

被害者が、ガスライティングをする人にされた不快な発言や行動をやめてほしいと訴えても、それを完全に否定します。

「私はそんなこと言っていない」

と言って、実際に言ったことを否定したり、変えたりします。

事実をゆがめて語ることで、被害者を混乱させます。

そして、

「あなたが勘違いしている」

と、逆に被害者を攻撃します。

被害者に、自分が間違えたと感じさせることで自己を正当化します。

感情を無視する

ガスライティングをする人は、相手の感情を無視し、自分の意見や感情だけをおしつけます。

相手が自分の思いを訴えても、

「あなたが過剰に反応しているだけ」

と言い、相手の感情を受けいれません。

「おおげさだ」

「たいしたことではない」

と、事実を軽視します。

被害者は、自分が敏感なだけなのだと思い、だんだんと感情を伝えることもできなくなっていきます。

被害者ぶる

ガスライティングをする人は、責任をとることを嫌います。

自分が悪くても絶対に認めません

自分の悪事がバレそうになると、

「あなたのせいでこんなことをしてしまった」

被害者のふりをします。

責任転嫁をすることで、実際に被害を受けている被害者が悪いかのように責めます。

被害者は、だんだんと現実感覚がゆがめられ、自分が悪いのだと信じこむようになってしまうのです。

ガスライティングの対処法4選

ガスライティングの対処法4選

被害に気づくこと

まず、自分がガスライティングを受けていることに気づくことが大切です。

ガスライティングを受けている被害者は、自分が悪いのだと自分自身を責める傾向にあります。

しかし、自分は悪くないと気づくことが大切です。

自分の感情や経験を無視せず、自分の意見や価値観を大切にしましょう。

情報の確認

ガスライティングをする人からの情報は、

  • すぐに信じない
  • 事実を確認する

ということが大切です。

客観的な情報や、第三者の意見を確認することで、違ったものの見方ができるはずです。

自分の判断や記憶があいまいになっている場合は、信頼できる友人や家族、専門家に相談してみることも有効です。

素直に答えない

ガスライティングをする人は、相手をコントロールするために、いろいろな情報を聞きだそうとしてきます。

自分の都合のいいように会話を操作してきますが、答えたくないことには答えなくていいのです。

情報を探られていると気づいたら、

  • 思いきって話をそらす
  • 「どうしてそんなことを聞くの?」と、相手に聞きかえす

などの方法で、会話の主導権を握られないようにしましょう。

ガスライティングをする人は、相手のやさしさにつけこんでコントロールするため、素直に答える必要はありません。

感情的にならない

ガスライティングをする人は、相手が自分の言葉によって、傷ついたり、怒ったりするのを見て喜びます。

ガスライティングをする人は、共感性がないので、被害者の感情などまったく理解していません。

心理的に操作されないために、感情的にならずに冷静に対処しましょう。

自分の我慢の限界を決め、これ以上は無理だと思ったら、

「そんな言い方をするなら話はできない」

と、その場を離れたり、電話を切りましょう。

ガスライティングから身を守る方法

ガスライティングから身を守る方法

できるだけ距離をとる

ガスライティングをする人とは、可能なかぎり関わらないようにしましょう

関わらなければ、直接被害をうけることはなくなります。

家族など一緒に住んでいる場合は、家を出るなど物理的に離れられるのであれば離れましょう

どうしても関わらなければならない場合は、心の距離をとり、自分の意見や感情を大切にしてください。

記録をつける

ガスライティングをする人から言われたことや、実際に起こったことを記録に残しておきましょう。

自分の頭の中のことを文字にすることで、自分の被害状況を整理することができます。

記録したものや、やりとりしたメールなどを残しておくことで、それが証拠になり、なにかあったときに有利になることがあります。

周囲のサポートを受ける

けっして一人で悩まず、信頼できる人がいれば相談してください

知人に話すのに抵抗がある人は、自治体の相談窓口や、法務省のSNS(LINE)人権相談といったものもあります。

解決がむずかしい場合は、専門家やカウンセラーのサポートを受けましょう。

近くに専門のクリニックがなかったり、通院する時間がない場合は、自宅で相談ができるオンラインのサービスもあります。

ココナラ では、さまざまなカウンセラーが登録されており、スマホで気軽に相談することができます。

たとえば「毒親の悩み専門」や「モラハラの悩み専門」など、ひとつの問題に特化したカウンセラーの方もいらっしゃるので、自分に合ったカウンセラーを見つけることができます。

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好きな時間に、自分がリラックスできる場所で相談ができるため、対面だと緊張してしまうかたなどにも利用しやすいです。

他人を支配する人の心理を理解しよう

他人を支配する人の心理を理解しよう

ガスライティングをうけている人は、自分を責める傾向にありますが、まずは、自分のせいではないと気づくことが大切です。

他人をコントロールしようとする人の、心理や手法を理解して、危険な人物から自分自身を守りましょう。

当サイトでは、他人を支配する人の対処法などを紹介しております。

人間関係を築くうえでの参考にしていただけたら幸いです。

こちらの記事↓では、いい人のふりをしてあなたを攻撃してくる「カバートアグレッション」について解説しています。

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